展示会からポップアップへ展開
ジェトロは上海市で日本のロリータファッションブランドを対象としたPR・販促事業を実施した。専門展示会への出展に加え、南京東路の商業施設で約2カ月間のポップアップを展開し、実店舗での商品体験とオンライン販売を組み合わせた。
中国市場では店舗とECの役割が変化
中国ではECが非常に普及している一方、ファッション、キャラクター、ライフスタイル商品では、消費者が実物に触れ、写真や動画をSNSで発信する店舗体験も重要である。店舗を単なる販売場所ではなく、ブランド発信拠点として利用し、購入はECへ誘導する手法が広がっている。
中小ブランドにも現実的な参入方法
日本の中小ブランドが中国進出時から常設店舗を持つと、賃料、人件費、在庫などの負担が大きい。展示会や期間限定店舗を使い、どの商品が売れるのか、どの価格帯に反応があるのかを確認してから投資を拡大する方がリスクを抑えやすい。
中国向けの商品企画も必要
日本国内で人気がある商品でも、中国で同じ需要があるとは限らない。サイズ、色、価格、季節、販売チャネル、SNSでの見せ方などを現地市場に合わせて調整する必要がある。また、認知度が高まれば模倣品や商標問題も発生し得る。継続販売を考える企業は、販促開始前から中国での商標登録やブランド使用契約を整えておくことが重要である。